メタノート別館
2012/12/01
自律神経過反射とは
T5,6(第5、第6胸髄)以上の脊損患者で排尿反射など自律神経系の反射の回復期以降にみられる。
膀胱直腸、その他麻痺域への刺激が脊髄の後索・脊髄視床路を損傷部位まで上昇し、途中で各髄節の反射(交感神経反射、すなわち腹部内蔵血管のスパズム)が起こり、全身性の血圧上昇を呈する。
全身性の血圧上昇は頚動脈洞や、大動脈弓の圧受容器により感知され、非麻痺域の血管拡張(頭痛、発汗、紅潮、鼻閉)と迷走神経を介した徐脈を起こす。
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