2012/07/17

強直性脊椎炎、びまん性特発性骨増殖症、後縦靭帯骨化症


強直性脊椎炎

強直性脊椎炎は腰痛や前屈制限と仙腸関節の関節症が特徴。前縦靱帯の椎体付着部からの骨化、すなわち靭帯骨棘形成が始まり、側面像で椎体の方形化が認められる。進行すると竹様脊柱(bamboo spine)となる。人口の0.04%、家族内発生あり、男性に多い。好発年齢は10代後半から20代。HLA-B27が約90%で陽性。RFは陰性。


びまん性特発性骨増殖症(DISH)

びまん性特発性骨増殖症(DISH)は脊椎前方に著明な骨増殖性変化を伴う病態。股関節など他の骨・靱帯にも骨棘形成が骨端部を中心に強く認められる。


後縦靭帯骨化症(OPLL)

DISHの一部分症として発生したり、強直性脊椎炎に合併して発生することがある。



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