2008/07/19

やさしい医療経済学3


病院で貰う処方箋について(院内処方と院外処方)

みなさん、病院で処方箋(薬の引換券のようなもの)を貰うとき、院内処方とというのと院外処方というのがあるのをご存知ですか?

患者さんからすると、院内処方の方が受診した帰りにすぐに病院内で薬がもらえるので便利と思うかもしれませんが、今、病院は院内処方をなるべく減らすように変わってきています。

院内で処方をすると、それだけ人件費などのコストがかかります。
患者さんにとっても、外来で待って、薬を貰うときに待って、と待ちくたびれる原因となります。

在庫を抱えるのも病院経営にはマイナスです。

なので、普通の大きな病院では院外処方が主流になっています。


この医薬分業の流れは、欧米ではとっくに一般的になっている制度です。




やさしい医療経済学 第2版やさしい医療経済学 第2版
(2008/04/07)
大内 講一

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